いくらでも金があったらどの絵を家に飾る?
皆さんお元気ですか、テレ・ヴィランです。
しばらくブログに書きたいことが思いつかず、ご無沙汰しておりました。
私、ちょいちょい雑談で「もし〇〇だったらどうする?」系の話を振りがちなのですが、その質問のひとつとしてこの間ふと思ったことがあるので話させてください。
今回、タイトル通り「いくらでも金があったらどの絵を家に飾る?」という質問を思いついたんですよ。
作品を挙げても画家を挙げてもいいし、金は無限にある設定なので、絵の値段も維持費も飾る場所のことも心配しなくていいということで。
ただ条件としては毎日見るような場所に飾る、つまりただ所有していたいだけじゃない、ということで何人かに訊いてみました。
そしたらね、大体みんな作品までは絞らなくてもどの画家の絵を飾りたい、くらいまでは結構スッと答えてくれるんですよね。
相手はみんな頻繁に美術館に行ったりとか特別絵画に関心がある人ではないんですけどね。
しかしならが、質問をした私ですが、全然ないのです。家にほしい絵。
う〜ん、アンディ・ウォーホル好きです。すごく好き。
画集も持ってるし、美術手帖のウォーホル特集のやつも買ったし、本も数冊持ってるし、結構好きな方に入ると思うんですよ。
でもね〜〜絵が欲しいかと言われたら違うんだ。
ウォーホル関連で欲しいとしたらね、ヴェルベット・アンダーグラウンド&ニコの有名なバナナのジャケットのレコードぐらいで、絵で現物でほしい!ってなるものはない。
ちびっこの頃は特に理由もなかったけどゴッホが好きだったんですよね。
今も好きなのは変わらないですが、家に来ていただくのはちょっと違うかな…と。
ゴッホの絵と暮らしていくだけのパワーがないんですよね。
絵と暮らしていくパワーっていうのが自分でもわからないんですけど。
この間(といっても一年以上前な気がしますが)、ようやく月と6ペンス読んで、ゴーギャンの絵見に行きたいな〜〜と思った記憶があるのですが、やはり「見に行きたい」なんですよね。
南国という概念そのものがものすごく大好きなんですけど、どうしても非日常であってほしいんですよ。
ゴーギャンの絵見ながらまじめにメールとかしたくないですもん。
ここから、部屋に飾るには好きだけじゃなくて、絵と自分とで波長というかなんというかが合うことが大事なのではないかと思いました。
どんな絵を描くのにも相当な力が必要なはずですし、無気力な人間は絵と相性が悪いのかもしれないです。
そう考えると、絵と暮らす未来のためには、絵の知識だけじゃなくて自分自身を鍛えていかないといけないのかしらん。
まぁ、そもそも絵を買うだけの経済的余裕が必要なんですけど。
うーん、精進します。
以上、絵のない家からテレ・ヴィランでした。