最近、猫がかわいい
みなさんお元気ですか、テレ・ヴィランです。
突然のことではありますが、私はついこの間気づきました。
猫は、実は普通にかわいい。
いや、このような言い方をすると猫に対して今までブスだと思ってたとか、大したことないカスだと思ってたとか、そんな響きになってしまいますが、決してそんなことはない。
ただ、こう今まで全体的にひねくれた人生を送ってきた私としては、猫を可愛いと言うときは、大体こう一瞬の奇跡的な、ブスショットの話をしている時で、いわゆるかわいい写真というのは、何かムカつくし負けた気がするので評価をせずに生きてきた。
なんかこう、YouTubeは好きだけど急上昇乗った動画は絶対見ねえ!とか、今季のアニメ人気がありそうなのはなんか見ねえ!とかそういう意味のない謎プライドの一種である。
動物は、かわいい瞬間をかわいいと思ったら負け。
そう思って今までの人生過ごしてきたのである。
しかし。
かつてディズニーランドなど全く行っても意味がないと思っていたけどやっと和解し始めた昨今。今更気づいても誘ってくれる友達はいない昨今。
猫だって、かわいいのである。
たまたま撮れた目がギラギラ輝いてるねこじゃなくても、小首をかしげるねこだってちゃんとかわいいのである。
よろしくおねがいしますしなくても、布団の中からこちらを伺う猫もねこですかわいいのである。ねこなんです。よろしくおねがいします。
歳をとって、だんだん人生に、世間に対する角が丸くなってきているような気がします。
しかしながら、この丸みでより多くのねこのかわいさに気づくことができたりする一方で、自分の尖りのなさに落ち込むこともあります。
歳をとることの正解って何なんでしょう。
以上、現場からテレ・ヴィランでした。